自治体学会について

 自治体学会は、市民、行政職員、学者、研究者など、地域の自立と自治を目指す共通の意欲を持つ人々が互いに集まり、経験を交流し、協働して、理論と実践の統合を目指す新しい生きた学問の可能性を探る学会です。

 理論が先にあるよりは、実務の実践という現実を踏まえながら、自治体のあるべき姿とそこへ至る課題を探究し、その裏付けになる新たな理論や手法の研究を深めたいと考えています。実務のなかから理論が生まれ、理論は現実の実践に結びつくことを指向しています。

 自治体はあらゆる生活の分野を総合的に含みます。専門分化しすぎた現在の学問体系を寄せ集めるだけでは充分ではありません。そして、「自治体学」の可能性を議論し、あるべき姿を検討すべく活動を行っています。

 

1986年5月 神奈川 横浜市内で設立総会を開催し、その後、毎年1回、大会の開催地の自治体との連携を図りつつ、総会と研究会の開催を重ねて現在に至っています。

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